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第6話あらすじ
学校の音楽室からピアノの音が流れる。
公生の演奏を録音して、みんなで聴きなおしていたのだ。
自分の演奏にショックを受ける公生。
落ち込んでいる公生を気にもかけず、かをりはすでにコンクールに公生の応募書類を送ってしまったことを報告する。
君は何のためにピアノを弾きたいの? そう問いかける、かをり。
公生はひとりでピアノに向かう。ピアノと公生二人ぼっちの練習の日々がはじまった。
公生に急接近するかをりの姿を見て、椿はさびしさを感じる。
そこには彼女が踏み込めない音楽家の世界があった。
中学最後の夏、椿はソフトボールの試合中に足を負傷し、惜しいところで負けてしまう。
うつむき落ち込んだときに椿の目の前に現れた人物は……公生だった。